遺言で出来ること

「遺言」という言葉を耳にしますと、多くのかたは、財産を相続するかたがたへどのくらいの財産を譲るのか、その内容を遺したものというように理解すると思いますが、いかがでしょうか。
実際、遺言を残すかたの多くはその通りです。
ただ、遺言の役目はそれだけだと思っているかたが意外と多いようですが、法律的に、他にもいろいろなことを遺しておくことが可能なのです。
たとえば、遺言を残したかたが亡くなった後の5年を越えない期間内には、相続人同士による財産の分割を禁止することや、遺言が確実に実行されるよう、遺言執行者を指定しておくことも出来ます。
さらに、相続人の中で特定のかたを廃除することも出来ますし、遺留分減殺方法の指定や認知についても遺すことが出来ます。
大切なことですが、遺言は、それぞれの遺言の種類によってきちんと書き方が決められているものです。
そのため、せっかく遺言書を書いたとしても、自己流で不備があった場合には無効となってしまうのですね。
それでは、故人のかたの希望が実現しないことになってしまいますので、確実な遺言を遺すために一度は専門家のかたに相談することをおすすめいたします。
書籍やインターネットで調べたうえで自己流で書いたとしても、それで万が一、不備があったら全て無効になってしまいますので、それほどの大きなリスクを冒すよりは直接的に指導してくれるかたがいたほうが安心で確実でしょう。
それに既に心得ているかもしれませんが、書籍はともかく、インターネット上の情報に100%の信頼を置くことは、やめた方が良いでしょう。

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